「車以外で淡路島に行くことはできる?」
「やっぱり車がないと淡路島観光は難しいの?」
豊かな自然と美味しい食材に恵まれた淡路島。観光目的で訪れる人も年々増加しています。
そんな淡路島ですが「車がないと観光できない」というイメージが強いのではないでしょうか。
そこで今回は兵庫県在住の旅好きブロガーである筆者が、淡路島へのアクセス方法・観光の際の移動手段について解説します。
- 淡路島へのアクセス方法は車・高速バス・高速船・バイク(126cc~)
- 車がなくても淡路島観光は可能
- 自転車・原付で淡路島に行く方法
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車以外で淡路島に行くことは可能

淡路島には電車が一本も走っていません。そもそも線路がないんです。なので、電車を乗り継いで淡路島に辿り着くことはできません。
「じゃあやっぱり車がないと淡路島には行けないのか?」というと、そんなことはありません。
淡路島に行く方法は大きく分けて4つあります。
- 車
- 高速バス
- 高速船
- バイク
車の他にも、バスや船を利用して淡路島に行くことができます。順番に詳しく解説していきますね。
淡路島へのアクセス方法
車でアクセス

- 本州方面から出発
垂水ジャンクション(JCT)→神戸淡路鳴門自動車道→明石海峡大橋→淡路島へ - 四国方面から出発
鳴門インターチェンジ(IC)→神戸淡路鳴門自動車道→大鳴門橋→淡路島へ
- 通常料金:2410円
- ETC料金:910円
- 通常料金:1200円
- ETC料金:690円(土日祝590円)
ETCを利用することで半額くらいお得になるので、ETCを忘れないように気をつけてくださいね。
高速バスでアクセス

JR大阪駅、三宮駅、高速舞子バスターミナルなどから淡路島へ向かう高速バスが運行しています。
高速バスで大阪から出発
大阪から高速バスに乗って淡路島に行く場合、梅田の阪急三番街バスターミナルから高速バスが運行しています。
三番街バスターミナルから運行している阪急高速バスは、島内7ヵ所に停留所があるので、自由度が高いのがポイントです。
ただ、運行本数が1日4本しかないので、遅刻や乗り損ねには注意が必要です。
- 阪急三番街バスターミナル
(阪急高速バス)
↓ - 淡路インターチェンジ(IC)
所要時間:1時間10分、料金1270円
↓ - 洲本高速バスセンター
所要時間:2時間、料金2390円
電車と高速バスを乗り継ぐことで、交通費を抑える方法もあります。
- 阪神梅田駅
↓阪神本線直通特急 - 元町駅
↓JR神戸線(西明石行) - 舞子駅
↓徒歩移動 - 高速舞子バスターミナル
↓高速バス - 淡路島へ
このように、電車で淡路島ギリギリまで行ってから高速バスを利用するとお得になります。
ただ、数百円ほどしか安くないのに移動時間が倍くらい長くなってしまうので、最初から高速バスを利用するのをおすすめします。
高速バスで神戸から出発
神戸から出発する場合、三宮駅、JR新神戸駅、地下鉄学園都市駅からそれぞれ高速バスが運行しています。
- JR新神戸駅(本四海峡バス)
↓ - 淡路IC
所要時間:50分、料金680円
↓ - 洲本バスセンター
所要時間:1時間45分、料金1890円
- 学園都市駅(神姫バス)
↓ - 津名港
所要時間:1時間、料金1320円
↓ - 洲本バスセンター
所要時間:1時間10分、料金1630円
高速バスで舞子から出発
本州サイドの明石海峡大橋のふもとにある高速舞子バスターミナルからも高速バスを利用できます。
高速舞子バスターミナルは、JR舞子駅から徒歩圏内とアクセスが良いので利用しやすいです。
- 高速舞子バスターミナル(神姫バス)
↓ - 洲本バスセンター
所要時間:1時間、料金1580円
高速バスで四国から出発
四国からアクセスする場合、徳島駅から高速バスが運行しています。
- 徳島駅(淡路交通)
↓ - 洲本バスセンター
所要時間:1時間20分
高速船でアクセス

淡路ジェノバラインは、本州と淡路島を船で結ぶ高速船です。明石港から淡路島北端の岩屋港まで船で運んでくれます。
- 運行エリア:明石港〜岩屋港
- 運行本数:1時間に1〜3本
- 所要時間:13分
- 運賃:大人530円、子供270円
- 自転車・小型自動二輪を積載可(それぞれ追加で240円、480円)
船旅を経験したい人や、自転車や原付で淡路島を巡りたい人におすすめのアクセス方法です。
バイクでアクセス
126cc~の場合
126cc以上のバイクは、車と同様に橋を通行することができます。
125cc以下(原付など)では行けない?
125cc以下の小型バイクは、明石海峡大橋(本州-淡路島間)を渡ることができません。
先ほど紹介した高速船に小型バイクを載せることができるので、そちらを検討してみてください。
※四国方面から小型バイクで大鳴門橋(四国-淡路島間)を渡ることはできません。
自転車では行けないの?
残念ながら、自転車で移動しながら淡路島に行くことはできませんが、自転車を持ち込むことは可能です。
本州方面から出発
高速船に載せたり、折り畳み式自転車なら高速バスに乗せたりすることができます。
四国方面から出発
折り畳み式自転車なら高速バスに乗せることができます。
飛行機・新幹線で直接淡路島に行くことはできない
淡路島には空港もなく、新幹線も走っていないので、遠方から飛行機や新幹線で直接淡路島にいくことができません。
飛行機の場合、神戸空港や大阪空港など淡路島近辺の空港まで飛行機で移動後、電車と高速バスを乗り継ぐか、レンタカーを借りる必要があります。
- 神戸空港
- 大阪空港
- 関西国際空港
- 徳島阿波おどり空港
新幹線の場合、新神戸駅まで新幹線で移動後、新神戸駅から淡路島行きの高速バスが運行しているので、そちらを利用してください。
高速バス・高速船で行くなら観光バスで淡路島観光しよう

高速バスや高速船に乗れば淡路島に行くことはできますが、着いた後の移動手段に困ります。
そこでおすすめなのが、島内を走っている観光バスを利用することです。
淡路島では、3本の路線バスが運行していて、島の広範囲をカバーしています。7本運行している高速バスを島内の移動手段として利用することもできるので、自由度はかなり高いです。
バス停と観光地がすぐそばのスポットがたくさんあるので、バスでも快適に観光を楽しめます。
観光目的なら車、観光バスどっちがおすすめ?
淡路島を余すことなく観光するなら車がおすすめ
車なら、観光バスが走らないエリアにも行くことができますし、バスの運行時間に気を配らずに自分たちの好きなタイミングで動くことができます。
存分に淡路島を楽しみたいなら車で行くのがおすすめです。
なにより友達や家族、恋人と淡路島のきれいな海や自然を眺めながらドライブするのは楽しいです。
ドライブ途中で見つけた気になるスポットにノリで立ち寄ったりできる自由度の高さも車のメリットですね。
車を持っていない方は、ぜひレンタカーで車を借りて淡路島まで遊びに行ってみてください。
観光バスならではのメリットもある
観光バスの良いところは次の3つです。
- 免許がなくても淡路島を観光できる
- レンタカーを借りるよりも安い
- お酒が飲める
免許がなくても淡路島を観光できる
いくら車で淡路島観光したくても免許がないなら難しいです。
「免許はないけどなんとかして淡路島でおしゃれスポット巡りがしたい!」という人におすすめです。
レンタカーを借りるよりも安い
レンタカーを借りると、レンタル代、ガソリン代、高速料金と費用がかさみがちです。
観光バスであれば運賃だけでいいのでお安く淡路島観光を楽しめます。交通費は抑えて、食事やお土産を奮発したい人は検討の余地アリです。
お酒が飲める
車で移動となると、どうしてもお酒を飲むことはできません。
「この後車で帰らないといけないから、飲みたいけど飲めないなあ」なんてことになったりすることもしばしば。
でも、観光バスであれば好きなときに好きなだけお酒が飲めちゃいます♪(飲み過ぎには注意しましょう笑)
ランチからお酒を嗜むこともできると考えたら、観光バスで淡路島を巡るのも悪くありませんね。
以上のように、観光バスでも十分に淡路島を楽しめるので車が使えなくても心配いりません♪
まとめ
- 淡路島への主なアクセス方法は、車・高速バス・高速船・バイク(126cc〜)
- 飛行機・新幹線・原付・自転車で直接淡路島に行くことはできない。
- 車がなくても、観光バスを利用すれば淡路島観光は十分に可能
淡路島へのアクセス方法についてご紹介してきました。
淡路島には電車が走っていないので、まず辿り着くのも大変ですし、観光する際には移動手段にも困りがちです。
でも、紹介したように淡路島にアクセスする手段はたくさんありますし、観光バスもあります。
これらを駆使して、思う存分淡路島観光を楽しんでくださいね♪
それではまた!
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